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【短期間】自動車保険を「1日/1か月」だけ入る方法と注意点

1日だけ1か月だけなど超短期で入る自動車保険(任意保険)の特徴と注意点

友達の車を運転したいけど、友達の保険は本人限定だからどうしよう

というような状況で役に立つの「超短期」の自動車保険です。1日単位で契約できますし、手続きも非常にスピーディー。

1日タイプの超短期自動車保険の契約方法や、注意すべき点を説明します。

この記事では「自動車保険=任意保険」として記載しております。自賠責保険は必ず入らなければならないので、短期/長期などの区分はありません。

忙しい方は要点を先に書いておくので、ここだけ読んでくださいね。

この記事を要約すると…

  • 補償内容はシンプルで保険料は日額500円から
  • 「事前登録」をしてから7日経過しないと車両保険には入れない
  • 長期間加入すると超割高
  • 年間利用日数が60日以上なら「ドライバー保険」

※自動車保険の見直し、最安プランを見つけるには自動車保険の一括見積もりが便利です。

短期自動車保険は相手への補償がメイン

1日タイプの自動車保険(任意保険)の補償内容は通常の任意保険よりシンプルです。

基本の補償は「対人、対物無制限」「搭乗者傷害1000万円」だけです。各保険会社の「基本の補償」だけなら保険料はたったの日額500円。ここに、車両保険をつけると、保険料が1000円から1500円になります。

車両保険は、免責金額といって「自己負担額」が10万円から15万円設定されているので、「ちょっとこすっちゃった」という程度では保険金が支払われない可能性があります。

ただ、「対人、対物無制限」なので、事故を起こしたときの補償は万全。他人の車を運転する時には、欠かせません。

 

超短期間保険の手続き方法

1日タイプの任意保険は、現在以下の会社から販売されています。スマホから申し込むと、毎月の料金から引き落とされるので便利です。

  • 東京海上日動火災……ちょいのり保険→スマホから手続きOK
  • 三井住友海上……1DAY保険→スマホから手続きOK or セブンイレブン店頭端末で手続き
  • あいおいニッセイ同和……ワンデーサポーター→スマホから手続きOK
  • ペイペイ保険……あんしんドライブ→スマホから手続きOK

どの保険もスマートフォンからの申し込みできます。手続き手順は以下の通りです。

  1. 利用開始7日前までに「事前登録」をする(運転免許証が必要)
  2. 利用開始日に「利用申し込み」をする(乗る車のナンバーが必要)
  3. 利用開始
  4. 料金は携帯料金と一緒に引き落とされる

普通の任意保険と比べると手続きが簡単ですし、スピーディーです。保険料の支払いも、携帯電話料金と合算されるので、わざわざ振り込みなどをする必要はありません。

 

短期間自動車保険の注意点

1日自動車保険には、注意すべき点が4つあります。

車両保険は事前登録から利用開始までに7日間の待機期間あり

大手3社の1日自動車保険は、どれも「事前登録」が必要です。しかも、車両保険は事前登録をしてから7日経過しないと利用開始できません。

「今日、友達の車を運転するんだ!」と言っても保険には加入できないので、予定が決まったらすぐに事前登録しておきましょう。

1度事前登録すればその後は、待機期間はゼロなのですぐに利用できます。

自分の車や会社の車、レンタカーには使えない

1日自動車保険は「他人の車をたまに運転するとき」のための保険なので自分の車や配偶者の車、会社の車、そしてレンタカーは補償対象外です。

「個人が所有する他人の車」だけなので、運転する車の車検証を見て「法人名義かどうか」を確認しておいてください。

1日あたりは安いけど加入し続けると超割高

1日自動車保険は、1日500円ほどの保険料で割安に思えますが、もし1ヶ月加入し続けたら月額15000円、と格安自動車保険1年分並みの保険料になってしまいます。

他人の車に、ちょっと乗るときのための保険なので加入し続けることはないと思いますが、もし「自分は車を持っていないけどいろいろな人の車にしょっちゅう乗るよ」という方は「ドライバー保険」への加入をおすすめします。

1年あたりの保険料は3万円以下になることもありますので、1日自動車保険を年間に60回以上使うのであれば、ドライバー保険を検討してください。

自分が車を持っていると使えない

1日自動車保険は、「車を持っていない人」のための保険です。

自分で車を持っていて任意保険に加入してる人は対象外。

というよりも、任意保険に加入していれば「他者運転特約」と言って他人の車を運転した時の事故は補償される特約が無料で付帯しているのが一般的です。

 

短期間自動車保険のまとめ

最後に1日自動車保険のポイントをまとめておきます。

  • 補償は最低限で保険料は500円から
  • スマホからの申し込み、保険料はスマホ料金と一緒に引き落とし
  • 車両保険は利用開始まで7日間の待機期間が必要
  • 年間利用回数が60回を超えるなら「ドライバー保険」がおすすめ
  • 法人の車、自分の車、レンタカーなどには利用できない
  • 任意保険に加入しているなら他者運転特約があるから加入不要

1日自動車保険は、「免許はあるけど車がない」人が入る保険です。他人の車を運転するときは、必ず加入しておきましょう。