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代車特約入ってない!自動車保険に必要?ない場合の対策4つ

代車特約に入ってない場合の対策方法

代車特約は、車両保険の付帯扱い(オプション)です。

代車特約は、車両の修理期間中に代車を借りられるサービスの特約です。「レンタカー費用特約」と呼ばれることもあります。

普通は、代車特約は車両保険に付帯します。つまり代車特約だけ単体では契約できず、車両保険を契約する場合に限り、オプションとして付けられます。

代車を借りられる車両保険は保険会社によって保険料がバラバラです。自動車保険一括見積もり(特典プレゼントあり)で安い会社・プランを見つけ出せます。

代車特約の保険料の相場

相場は地域や保険会社によって異なりますが、代車特約の相場は、一般的には保険料の5%から10%程度です。等級や車種によりますが、年間で5,000円~15,000円前後の保険料です。

多くの場合、補償額を日額5,000円・7,000円・10,000円の中から選べます。たとえば10,000円なら、20日間で最大20万円まで補償してくれるということですね。

保険会社によっては、代車特約を加入しなくても代車を提供することがありますが、加入することでより快適な代車を提供してもらうことができる場合があります。

 

自動車保険に代車特約は必要か/不要か

代車特約が必要かどうかは、それぞれの個人のニーズや状況によるので、一概には言えないのですが、目安の考え方を述べておきます。

一般的に、修理期間が長い場合は、代車特約を加入しておくことで生活にもかかわる事態を回避した方が良いと言えます。

代車特約を加入する場合には保険会社によって提供する代車のクラスや料金が異なるため、事前に確認することをお勧めします。

代車特約が必要な方

代車特約が必要なのは、以下に当てはまる方です。

  • 日常生活で車が必須の方
  • 年間5,000円~15,000円の保険料アップを納得できる方

車を頻繁に使用し、交通手段として不可欠だと感じる場合は、代車特約を加入することで修理期間中も交通手段を維持できるため、必要だと感じるかもしれません。

代車特約が不要な方

代車特約が不要なのは、以下に当てはまる方です。

  • 車がなくても生活できる方(電車やバス、自転車でなんとかなる)
  • 年間5,000円~15,000円の保険料アップを納得できない方

修理期間中にも他の交通手段を使用できる場合や、車はあまり頻繁に使用しない場合は、代車特約を加入する必要はないかもしれません。

 

代車特約を使うと等級が下がる

代車特約を使って、代車を手配してもらうと、等級は下がります。保険会社やプランによりますが、1等級~3等級下がります

代車特約は車両保険に付帯しているので、「代車特約を使う=車両保険を使う」という扱いです。等級が下がるので、翌年の保険料は上がってしまうことになります。

保険料の上り幅にもよりますが、代車特約を使わずに実費でレンタカーを借りたりした方が、総合的に安くなるケースはあります。保険料15,000円値上がり、レンタカー10,000円などの場合のことです。

レンタカーやタクシー、自転車や電車で我慢できるのであれば、しばらくは我慢して生活するのも手です。代車特約を使うかは、保険会社のオペレーターに電話で「使うと来年いくら上がるか?」を確認した上で、総合的に判断するのが良いでしょう。

 

代車特約の注意点

代車特約を利用する際には、次のような注意点があるため、事前に確認することをお勧めします。

  1. 代車の提供期間:代車の提供期間が制限されている場合があります。一般的には最大で30日間となっています。30日間を超えた場合は、自己負担となります。
  2. 代車のクラス:保険会社によっては、代車のクラスに制限があります。ベンツやBMW、レクサスなどの高級車は普通は提供されません。
  3. 代車の利用範囲:代車の利用範囲に制限がある場合があります。例えば、特定の地域だけで利用できる、または国内外での利用が制限されている場合があります。
  4. 代車の利用料金:保険会社によっては、代車の利用料金が異なる場合があります。代車特約に入っている場合でも、一部の費用は自己負担になることがあるため、確認をすることが必要です。

 

代車特約に入っていない場合の対策4つ

代車特約に入っていない場合、保険会社から代車(レンタカー)の手配はしてくれないので、車の修理期間中でも自分で何とかするしかありません。

具体的には、以下の4つです。

  • 保険会社の提携工場で修理してもらう
  • 自分でレンタカーを借りる
  • カーシェアリングを使う
  • 電車や自転車で頑張る

それぞれ簡潔に解説します。

保険会社の提携工場で修理してもらう

保険会社の提携・指定工場で修理する場合に限り、特約に入っていなくても、代車を出してもらえることもあります。

たとえばSBI損保では、以下のように明記されています。

SBI損保安心工場で修理される場合は、その間無料で代車を提供いたします。

引用:SBI損保

ただし、そうした保険会社の提携工場は常に混んでいてなかなか予約が取れなかったり、修理費用がやや高めであるケースもあります。

そもそも車両保険を使って修理するのであれば修理費用が高くても問題ないですが(自分で出すわけではないので)、混んでいて予約が取れるのが数か月先…などの場合は代車は諦め、もっと早く修理完了し、車が早く戻ってくる工場を選択すべきかと思います。

自分でレンタカーを借りる

毎日車が必要なのであれば、ウィークリープランやマンスリープランでレンタカーを借りると割安です。

週末だけ、週に数回程度ということであれば、単発的に借りた方が安いです。

カーシェアリングを使う

カーシェアリングを使うのも手ですが、割高です。大手タイムズの料金を見てみると、15分220円~であり、6時間で4,290円。

短時間だけ借りるのであればいいですが、半日や1日単位であればレンタカーの方が安いです。

自分でレンタカーやカーシェアを使うとなると、ばかにできない金額がかかるので、修理期間くらいは車なしの生活を楽しんでみるのもひとつの考え方です。

電車や自転車で頑張る

いっそのこと「代車は諦める!」というのも、悪くない手ですよ?

車生活が当たり前になると、当然ですがすぐに車を使うことになります。でも、このタイミングを貴重なチャンスと捉え、電車や自転車を楽しむのです。

車が修理終わって戻ってきてからだと、電車や自転車に乗るのが億劫になっちゃいます。だって、そこに車があるんですから笑

普段とは違った景色、体験ができるのでとっても有意義な時間になるもんです。

もちろん電車や自転車だけでは無理!という生活スタイルの方は、あらかじめ代車特約に入っておくべきです。

代車特約は年間5,000円~15,000円前後ですが、もし1週間レンタカーを借りるとなると15,000円以上はかかってくることでしょう。