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ドラレコ付き自動車保険(特約)のデメリット5つ/各社比較一覧

ドライブレコーダー付き自動車保険のデメリット5つ

2年契約すると本体が買えてしまうのは大きなデメリットかと。

月々に数百円をプラスすれば、ドライブレコーダーを無料レンタルできるというドラレコ付き自動車保険(ドラレコ特約)。

便利でお得に見えますが、デメリットはあります。慎重に判断して下さい。

自動車保険の一括見積もり(無料プレゼントあり)を使っても、ドラレコ特約の有無を区別して比較するのは難しい状況です。まだまだドラレコ特約を提供しているのは、一部の損害保険会社のみであり、まだ発展途上と言えます。

ドライブレコーダー付き自動車保険のデメリット

ドライブレコーダー付き自動車保険にはデメリットが5つもあります。どれも軽視できません。

  1. 保険料が追加で年間9,000円ほどかかる
  2. ドライブレコーダーの機種を自由に選べない
  3. 走行データが保険会社に常に共有される
  4. 保険会社が限定される
  5. 解約時はドラレコ本体を返却する必要がある

それぞれ説明します。

デメリット①保険料が追加で年間9,000円ほどかかる

ドラレコ付き自動車保険は、月々650円~850円ほど保険料が上乗せされます。平均値として月750円で計算しても、年間9,000円ほど保険料アップする計算になります。

保険会社にもよりますが、撮影範囲によって上乗せされる保険料が変わります。

  • 前方のみ:650円前後/月
  • 360°全方位:850円前後/月

メーカーや機種にもよりますしピンキリですが、1台12,000円~20,000円くらいでも機能十分なドラレコが購入できてしまいます。Amazonを見てみると、いくつも選択肢が出てきます。

つまり2年間ほどドラレコ付きプランを契約すると「なんだ、このお金でドラレコ買えたじゃん」という事態にもなりかねません。

今後ずっとドラレコを付ける予定なのであれば、買った方が安いです。ドラレコ付き保険は高くなります。

デメリット②ドライブレコーダーの機種を自由に選べない

当然なのですが、保険会社が用意したドラレコが送られてくるので、自分で好きなメーカー・機種を選べるわけではありません。

後方が録画できない、バック中は録画できない…など一部機能が物足りないと感じるかもしれません。

画質・設置場所などに大きな差はないですが、ルームミラー一体型かどうかは、大きな違いのひとつです。

デメリット③走行データが保険会社に常に共有される

走行データとして、走行時間や走行ルート、位置情報などが保険会社に常に提供されます。場合によっては車内の様子や会話内容なども提供データに含まれているかもしれません。

もちろん共有されるデータを一部のみにする、完全にデータ共有しないなどの設定ができる可能性があります。とは言え、保険会社からレンタルされたドラレコである以上、自由勝手に設定変更できないようにロック制限などがかけられている可能性も否定できません。

プライベートな面をどこまで許容できるかは個人差が大きいと思いますが、私個人としてはこれは結構大きなデメリットだと感じます。

デメリット④保険会社が限定される

どこの自動車保険会社(損害保険会社)でも、ドラレコ付きプラン(ドラレコ特約)を販売しているわけではありません。

2024年11月現在だと、6社のみです。※詳しくは後述

ネット直販型(ダイレクト型)では1社のみで、ほとんどが代理店を通して契約する従来型の保険会社のため、ドラレコ特約に限らず、保険料はやや高めの印象です。

デメリット⑤解約時はドラレコ本体を返却する必要がある

当然ですが、ドライブレコーダー付きは「特約」という扱いなので、解約した時点でドラレコを返却する必要があります。

そもそもドラレコをもらった訳ではなく、無料貸与(レンタル)しているという形なので、返すのは当たり前ですね。

ちなみにドラレコ本体を破損・紛失した場合などは、違約金が発生する場合があります。まあ破損も紛失もまずないことですが。あるなら車本体も被害に遭ってるケースがほとんどです。

 

ドライブレコーダー付き自動車保険のメリット

  1. 事故時に自動的に保険会社へ通知
  2. 最新のドラレコを利用できる
  3. アラートや運転レポートで事故防止

それぞれ説明します。

メリット①事故時に自動的に保険会社へ通知

事故時の強い衝撃を検知すると、自動的に保険会社へ通知が飛ぶ仕組みになっています。

録画した映像、位置情報なども含めて送信されるために、保険会社の事故対応サービスもスムーズです。ドラレコを通して専任オペレーターと会話できますし、必要に応じて警察や消防、JAFなどの手配もしてくれます。

ただし、これはデメリットで紹介した「走行データが共有されている」からこその機能であり、慎重に検討すべきです。

メリット②最新のドラレコを利用できる

ドラレコ特約を契約すると、新品のドラレコが送られてきます。ドラレコに限らずですが、こうしたデジタル機器は日進月歩なので、毎月のように新商品が出ています。

ただし、デメリットで述べたように、1台15,000円~20,000円程度で必要最低限の機能が揃ったドラレコ本体が手に入ります。

2年以上契約する可能性があるなら、最初から自分で購入した方が、長期的に見ると結果的に安くなるのでよく検討してください。

アラートや運転レポートで事故防止

前の車と近過ぎる(車間距離が近い)、急アクセル、急ブレーキ、急ハンドル、片寄り走行などが発生した場合、アラームで危険を知らせてくれます。

そもそも最近の車であればこうした安全支援機能が車側に付いてますが、10年以上前の車となると付いてないので、ドラレコによるこうした事故防止機能は役立つでしょう。

 

ドライブレコーダー付き自動車保険の各社比較一覧

2024年1月現在、ドライブレコーダー付き自動車保険(ドラレコ特約)を提供しているのは、以下6社のみです。

損害保険会社名 プラン名 撮影範囲 保険料/月
三井ダイレクト損保 レスキュードラレコ 前方 670円
三井住友海上 見守るクルマの保険 前方
360°全方位
前方:650円
360°全方位:850円
東京海上日動 ドライブエージェントパーソナル 前方
360°全方位
前方:650円
360°全方位:850円
損保ジャパン つながるドラレコDriving! 前方 850円
あいおいニッセイ同和損保 タフ・見守るクルマの保険プラス 前方 650円
auの損害保険 ドラレコ特約 前方
670円
※リアカメラ設置の場合は別途10,780円で購入

ネット型自動車保険(ダイレクト系)では国内初となるレスキュードラレコが三井ダイレクト損保より、2023年1月1日より提供されました。

三井住友海上のドラレコ付き自動車保険(プレドラ)の新聞広告

新聞広告などでも見かけるようになりました。

従来型の他社と比べて大きく保険料が違うか?と言ったらそんなことはなく、むしろ最安値でもありません。それでも自動車保険自体が他よりも安くなる可能性が高いので、ドラレコ特約を付けた総額では、三井ダイレクト損保が最安値になる可能性があるでしょう。

東京海上日動のドラレコ付き自動車保険は、契約台数が合計100万台を突破したようです。(2023年3月)

ソニー損保は特約はありませんが、ドラレコ本体をお得に購入できるドラレコ契約者優待サービスというものが存在します。

 

今後ドラレコ特約が提供される可能性のある保険会社

現在のところ、ドラレコ特約は確認できないものの、今後以下のような会社もドラレコ付き保険を提供してくる可能性もあります。

  • ソニー損保
  • チューリッヒ
  • 日動火災
  • 日新火災
  • セゾン(おとなの自動車保険)
  • 富士火災
  • 全労済
  • SBI損保

提供され次第、この記事に追記していきます。

 

まとめ

  • 2年契約すると、ドラレコ本体が買えてしまう
  • 事故時に自動でオペレーターに繋がる

というのを天秤にかけ、どちらがいいのかを判断しましょう。

私個人的には、ドラレコ特約は付けずに自分で本体を購入する方がよいと思っています。

たとえ事故時に自動で繋がらなくとも、意識があるのなら自分で電話をかけるという判断ができるはずだからです。

またエアバッグが作動するほどの事故であれば、最近の車は、車側にオペレーターに自動接続する機能が付いているからです。例:ホンダトータルケアヘルプネット(トヨタ)など